友引に引越しするのは縁起がよくないのかな?
葬儀は友引を避けるから、引越しにも不向きと思っている人もいるのではないでしょうか?
実は、友引は引越しに関して言えば、大安に次ぐ最適な日ということができます。
そこで、友引の引越しが最適な理由やおすすめな時間帯についてお届けします。
友引の引越しが最適な理由
友引は「何事もなく平穏に終わる日」
「友引」の読み方は「ともびき」です。
「凶事に友を引く」という意味で、災いが友に及ぶということです。
友引は、朝は吉、昼は凶、夕方は大吉とされているので、引越しは昼を避けて行うのが良いです。
友引はもともと「共引」と言われており、意味も「勝負なき日」「引き分けになる日」という意味もあります。
このことから友引は、「何事もなく平穏に終わる日」と解釈することができ、大安に次ぐ吉日と言われています。
参考記事「大安の引越しは縁起が良い?引越し準備前に知っておきたい4つのこと」
しかし、葬儀に関しては「友引」という字から連想される「友を引く」という解釈がされていて敬遠される日となっています。
ということで、行事によって解釈を使い分けされることが多いようです。
縁起が良くても引越し料金が割高にならない傾向
友引が縁起は良くても引越し料金が割高になりにくい背景には
- 友引は「葬儀を避ける」ということから印象の良くない日と考える人が多く、あまり人気がない
- 一般的に引越しで人気のある時間帯は午前中
(午前中に引越しを済ませて午後は荷物の整理に時間を使いたいから) - 引越しで友引などの六曜を気にする人は少ないから、引越しは一般的に人気な午前中に集中しやすい
- 六曜を気にする人・気にしない人のいずれも大安を好む傾向
などが考えられます。
これらの背景から、友引の午後に引越しをすれば、縁起も良くて引越し料金も割高になる可能性を抑えることができます。
お得に引越しするためにも早めに予約をしておいたほうが良いです。

友引の引越しでおすすめな時間帯
友引は、朝は吉、昼は凶、夕方は大吉とされているので、引越しは昼を避けて行うのが良いとされています。
昼が凶なだけなので、時間的には大安に次ぎ融通の利く日です。
友引の日に引越すことになったら、引越し業者に作業時間を確認して、引越しをする時間帯を検討してみてはいかがでしょうか?
友引の日に午前から引越し始める場合
友引の日に午前中から引越しを始めたとき、午前中で終えることができれば全く問題ありませんが、午後までかかることもあるかと思います。
そんなときは、凶とされている昼は昼ご飯を食べたり休憩時間として使って、大吉となる午後から作業を再開するのもアリです。
友引の日に午後から引越し始める場合
友引の日に午後から引越しを始める場合は、午後2時以降から始めれば良いと思います。
その際、午後から引越しを始めることで引越し作業の終わる時間が遅くなってしまう可能性があります。
これは、引越し作業が夜遅くに終わっても困らないように事前にできることをしておけば大丈夫なので、引越し業者へ当日のスケジュールや終了予定時刻などを確認して備えておきましょう。

まとめ
友引は「災いが友に及ぶ」という意味がありますが、もともと「共引」と言われており、意味も「勝負なき日」「引き分けになる日」という意味もあります。
このことから友引は、「何事もなく平穏に終わる日」と解釈することもでき、引越しに関しては大安に次ぐ吉日と言われています。
友引で引越しに最適な時間帯は、朝は吉、昼は凶、夕方は大吉。
なので、引越しは昼を避けて行うのが良いです。昼を避ければよいので、朝から引越しをして昼をまたぐ場合は、凶とされている昼は昼ご飯を食べたり休憩時間として使用すると良いです。
午後から引越しを始める場合は、引越し作業の終わる時間が遅くなってしまう可能性があるので、そうなっても困らないように、引越し業者へ当日のスケジュールと終了予定時刻を確認しておきましょう。
また、縁起の良い他の日についても「引越しにいい日と時間帯は?大安以外の吉日と縁起の良い時間や注意点も」にて解説していますので併せてご覧ください。
以上、「友引の引越しは縁起の良い時間帯から考えると最適な日!その理由と時間帯」でした。