工場勤務の志望動機!面接や履歴書で使える3つのコツ!未経験者用の例文も

履歴書

工場への就職・転職の際、ライン作業など単純作業が仕事だと、履歴書や面接で志望動機をどう伝えるか考えるのはなかなか難しいものです。

初めての就職活動の場合だと、社会人経験もなく何を伝えればよいかわからない人もいるでしょう。

人によっては、語彙や言い回しなどで苦労する人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、

  • 工場勤務の志望動機として面接や履歴書で使える3つのコツ
  • 工場勤務の未経験者・経験者向けの志望動機の例文

を紹介したいと思います。

中卒・高卒・大卒などの学歴や職歴関係なく使えるコツと例文を準備しましたので、履歴書で志望動機の書き方・面接での志望動機の伝え方にぜひ役立ててみてください。

目次

工場勤務の志望動機!面接や履歴書で使える3つのコツ

工場勤務の志望動機として、面接での伝え方、履歴書の書き方で使える3つのコツを紹介します。

コツ1.採用担当者が気にする5項目をしっかり伝える

採用担当者が履歴書をみるときに、必ずじっくりと目を通す部分は志望動機です。

志望動機を伝える際は、下記の5つの項目をきちんと押さえておきましょう。

  1. 仕事内容を理解しているか
  2. 興味を持ったきっかけ
  3. その仕事でどんな活躍ができるか
  4. 長い間当社に貢献できる人材か
  5. 熱意とやる気はどれくらいか

工場勤務なんて簡単だ、誰でも働くことができるなんて思ってはいけません。

業務内容をきちんと把握し、働きたいという意欲を感じてもらえないと不合格になってしまいます。

コツ2.伝わりやすい文章にする2つのコツ

面接も履歴書も、聴く相手・読む相手(採用担当者)に伝わりやすくすることは必須です。

採用担当者は自分のことを知りません。

面接や履歴書を通して初めて知るわけですので、その点を頭にいれて文章を考えましょう。

相手に伝わりやすい文章の作り方・書き方の2つのコツを紹介します。

文章は結論から伝える・書く

採用担当者(読む人)からすると経緯や理由などから始まっている文章は、「これは何の説明?」と思いながら聴き続ける・読み続けることになり、その文章が何を伝えるための文章なのか最後までわかりません。

それが採用担当者にとってストレスになったり、採用にあたってマイナスポイントとなるかもしれません。

なので、文章を書くときは、結論を1つの文で簡潔に伝えて、次にその理由を伝えると相手に伝わりやすくなります。

1つの文章は60字以内で伝える・書く

だらだらと長い文の話を聴く・読むのは疲れます。

大切なことを伝える文章を考えるときは、採用担当者へ伝えたいことメモしたり、下書きしながら作ると良いでしょう。

その際におすすめしたいのは、1つの文章は長くても60字以内。可能であれば60字を2分割して2つの文章にするともっとよくなります。

これら2つのコツを踏まえた文章のイメージとしては、

「志望動機は、~という点です。

そう考えた理由は、~だと感じているからです。

そのため、私は入社出来たら、私の~が役に立つのではと考えています。」

というような流れで書くと良いでしょう。

コツ3.決意表明はシンプルに

簡潔にわかりやすくをモットーに志望動機を考えましょう。

例えば、車関係の工場であれば、

  • 車が好きだ
  • 車にかかわる仕事がしたい
  • 勤務時間や勤務地を考慮すると、この工場がベターだと考えた
  • 一つのことを丁寧にやる作業も好きな性格
  • 御社のお役に立ちたい

などを上手につなげて、やる気を簡潔にアピールしましょう。

また自分の能力を誇張せず、やる気をアピールすると良いでしょう。

「迷惑かけると思いますが」などの弱気な言葉も使用しないようにしたほうがいいです。

工場勤務の未経験者・経験者の志望動機の例文

工場勤務の未経験者・経験者ともに参考にできる例文を紹介します。

今回は、中卒・高卒・大卒などの学歴や職歴に関係なく参考にできる例文を準備しました。

未経験者の志望動機の例文 その1

私は一つのことを集中してやる作業が得意です。特にプラモデルを丁寧に組み立てる作業など細かい作業が大好きです。自分の得意な分野を生かして仕事ができないかと思い応募しました。私の得意なことが御社の製品を組み立てる際にも役立つと思っています。入社出来たら、早く仕事を覚えて資格や免許も積極的に取得して、人に仕事を教える立場を目指していきたいと考えています。

未経験者の志望動機の例文 その2

御社の求人情報に工場勤務の仕事内容が詳しく説明があり興味を持ちました。興味を持った理由は、私は黙々と一つの作業をすることが得意だからです。自分の得意としていることが、御社の求めている人材に合うのではないかと思い応募致しました。入社したら仕事のスキルやノウハウを早く身につけて成長していきたいです。将来的には、職場を盛り上げていく立場とリーダー的な立場でスキルやノウハウを伝承していきたいと思います。

経験者の志望動機の例文 その1

新たなモノを取り扱ってみたいという思いから御社に応募させていただきました。以前勤務していた工場では会社の都合で退職となってしまいました。今回入社することができたら、前職で身に付けたスキルをとにかく使いたい、自分のスキルもより向上させたいと強く思っています。資格や免許の取得もして私しかできない仕事を身につけて職場の役に立ちたいです。

経験者の志望動機の例文 その2

転職を決めた理由は、現在の勤務先の昇給やその条件が明確ではなく経済的な面での将来性が不安になったことです。御社に興味を持ったきっかけは、求人情報にて昇給・昇格には試験が設定されており条件が明確だったことです。明確な条件があることは、やる気・やりがいにもつながるので私にとって大切な要素です。また、私は物を作るというのが大好きで現在の仕事も選びました。転職後の仕事も同じく自分の好きなこと得意なことを活かして働きたいと考えています。志望動機として決め手となったのが、小さな目立たない電子部品で世界経済に貢献するという御社のモットーです。目立たないけれど重要な役割というのは、私の目指している姿とも重なり、とても共感しましたのでこの度応募させていただきました。現在の工場勤務の仕事の経験も活かして自信を持って仕事をしたいと思っています。

工場勤務の志望動機でNGな内容

どの会社でも使えそうな志望動機

どの会社でも使えそうな志望動機は、具体性が薄くなり、漠然としてしまいます。

うちの会社じゃなくてもいいのでは?と採用担当者に思われてしまうと印象も良くないです。

また、長く働いてもらえそうかわからない、会社の利益につながらないのでは?、成長したら辞めるのでは?などと思われてしまうかもしれません。

その会社特有の理念や工場特有のことについて語る方が採用担当の共感を得やすいため、どうしてその工場なのか、ということを伝えましょう。

会社の利益につながるかわからない志望動機

「学びたい」「成長したい」という想いだけでは、それが会社の利益にどうつながるかわかりにくいです。

どのような面でどのようにして会社に貢献できるかという具体的な内容も加えたほうがより採用担当者の心に響きます。

自分はこの工場でどう貢献できるか、自分を採用するとこんないいことがあるということをアピールしましょう。

給料や福利厚生などの待遇や条件が主となる志望動機

お給料の面や、福利厚生が充実、残業がない、家から近いなどの理由をメインにしてしまう志望動機は不採用にされがちです。

志望動機がいくつかあって、その中の一つに入れるのはいいでしょう。

しかしお給料や勤務条件のみの志望動機ではすぐに辞められてしまうのではないか、不景気で給料を下げざるを得ない場合すぐに辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。

まとめ

工場勤務の志望動機を面接や履歴書で伝えるためには下記のことを意識しましょう。

  • 仕事内容を理解しているか
  • 当社に興味を持ったきっかけ
  • 仕事でどんな活躍ができるか
  • 長い間当社に貢献できる人材か
  • 熱意とやる気はどれくらいか
  • 文章は結論から伝える・書く
  • 1つの文章は60字以内で伝える・書く
  • 例文を参考に志望動機を検討する
  • どの会社でも使えそうな志望動機にしない
  • 会社の利益につながるかわからない志望動機にしない
  • 給料や福利厚生などの待遇や条件が主となる志望動機にしない

志望動機の伝え方で採用か否かが左右するといっても過言ではありません。

自分で何回も下書きして読みなおしたり、練習をして、採用担当者に納得してもらえる志望動機を完成させましょう。

その際は、応募する会社のこと、工場のことも調べて勉強することもおすすめします。

以上、「工場勤務の志望動機!面接や履歴書で使える3つのコツ!未経験者用の例文も」でした。

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