住み込みの仕事をするなら、住む場所がどんな所なのか気になるところです。
きれいなマンション?トイレや風呂は共同?門限は?などなど気になるところがたくさんありますよね。
男だけしかいないから安心、女性だけだから問題なし、なんていう情報を探すにはどのようにチェックすればいいのでしょうか。
そこで今回は、求人情報において快適な社員寮や社宅が見つかるチェックのポイントをお届けします。
かなり細かい確認項目も挙げましたので、自分に必要な項目のみを忘れず確認できるよう活用してもらえればと思っています。
就職・転職後の快適な生活環境をゲットする参考にしてみてください。
住み込みの仕事の求人情報で快適な社員寮・社宅が見つかる11のチェック項目
住み込みの仕事で社員寮や社宅をチェックする際に気を付けたいポイントは、下記の11項目です。
- 社員寮・社宅の形態
- 社員寮・社宅の場所
- 通勤の交通費やサポートの有無
- 部屋は個室とルームシェアのどちらか
- カップル・夫婦・ペットとの同居OKか
- 部屋にある設備
- 社員寮・社宅の家賃、水道・光熱費
- 食堂など食事関連のサポート
- セキュリティ
- 社員寮・社宅の門限
- 引っ越し代のサポート
それでは一つずつ詳しく解説していきます。
1.社員寮・社宅の形態は?
社員寮・社宅の形態がわかると、生活のイメージがわきます。
また、携帯によって、生活スタイル・利用ルール・職場の人との交流具合も変わります。
ルールに縛られるのは嫌だ、人付き合いが苦手な人は、この点はチェックをおすすめします。
以下に形態別で特徴を挙げましたので参考にしてください。
会社所有の社員寮・社宅
- 当然ながら住んでいる人は、社員や会社関係者
- 食堂などの共有スペースがあることも
- 部屋・風呂・トイレなどが共有の可能性も
- 門限・来客・利用についてのルールがある
- 勧誘や営業がほぼない
- 通勤に便利な可能性が高い
- 職場の同僚との交流が増える
会社が1棟まるごと契約しているアパート・マンション
- 住んでいるのは社員や会社関係者
- 場所によっては、部屋共有の可能性も
- 社員寮・社宅と比べると家賃は高くなる傾向
- 会社独自の利用ルールなどがある場合も
- 職場の同僚との交流が増える
会社が契約しているアパートやマンションの1室
- 一般の人も隣に住んでいる
- どんな人が隣に越してくるかわからない
- 一般の賃貸物件に住んでいる感覚で生活できる
2.社員寮・社宅の場所
勤務地からの距離が近い場所がおすすめ
一番理想なのは、勤務地の敷地内、勤務地の徒歩圏内がいいです。
通勤時間が長いとその分帰るのにも一苦労で、なおかつ、自分の自由な時間も減ってしまいます。
朝が弱い人であればなおさら通勤時間は短いほうがおすすめです。
また、企業によっては社員寮や社宅をあえて近くにしていない場合もあります。
残業対策等で中距離から長距離に設定されている場合もあります。
3.通勤の交通費やサポート
通勤費・駐車場代の全額支給があると良い
福利厚生や待遇とも重なりますが、車や公共交通機関での通勤時の交通費は支給されるかの確認も必要です。
車を持っている場合は寮や社宅の駐車場有無および駐車場代、通勤用の送迎バスなどのサポートはあるのかも確認しておくとよいでしょう。
また、どんな時に支払われる・支払われないというルールも確認しておきましょう。
4.寮の部屋は個室?ルームシェア?
住む部屋は個室がベター
寮・社宅は個人部屋なのか、数人でシェアするタイプなのかも確認が必要です。
気が合わない人との同じ部屋での生活は苦痛ですし、どんなに気が合う人であっても一人になりたいときもあるかと思います。
また、万が一ルームメイトを変更してもらいたいときなどは、どうしたらいいのかなども事前情報としてきいておくことをおすすめします。
5.カップル・夫婦・ペットと同居OK?
同居したい場合は必ず確認
例えば彼氏彼女がいたり、既婚者の人は、同居が可能なのか確認しましょう。
また、家賃はどうなるのかなども聞いておくとよいです。
また、ペットも大切な家族なので忘れずに確認しておきましょう。
犬猫はNGだけど水槽レベルならOKというところもありますし、一般のマンションであればペット可否は入居のときに確認します。
6.部屋の設備
水廻り・家電・家具の有無を確認
自室にある設備の確認も重要です。
生活スタイルにも影響があるし、自分で用意しなくてはならない場合、初期経費が発生します。
まず、風呂・トイレ・洗面・キッチンは各部屋完備されているのか共有かも確認しておきましょう。
共有の場合の掃除や使い方などのルールもひと通り確認しておくことが望ましいです。
次に、家具・家電・寝具・ネット環境などを確認します。
例えば、
- 家電
照明・エアコン・電子レンジ・テレビ - 家具
布団・カーテン・ベッド・机 - 他
wifiなどネット環境
などです。
説明会や面接にて具体的に何があるのか確認すると良いでしょう。
7.社員寮・社宅の家賃、水道・光熱費
選択できるなら給料天引きがおすすめ
家賃、光熱費と呼ばれる電気ガス水道料金は、自己負担はいくらなのか(定額・全額・一部負担など)、料金はいくらなのか確認しましょう。
その際、支払いは振込なのか給料天引きなのかも確認しておくとよいです。
支払い方法を選択できるなら、天引きがおすすめです。
理由は、振り込みの手間を省く、支払い遅れや忘れを防ぐ、他のことに使ってしまわないようにしておくためです。
また、業務においての研修期間についてはどのような扱いになるのか、いつから光熱費が発生、家賃が発生するのか細かく確認しましょう。
8.食堂はあるか
食堂があるなら積極的に利用する
食堂がある場合の社員寮というのは、一般的なマンションではなく寮として建設された建物にほぼほぼ限った話になります。
食堂があり、夜遅い時間まで利用できると仕事が遅い時間までかかったとき便利ですし、健康面にも配慮できます。
また、値段が安いと経済的な負担も軽くなります。
メニューや食費に関しても聞いておくと良いです。
9.セキュリティ
部外者が簡単に入れない仕組みになっていると安心
施錠方法、深夜の時間のセキュリティ、出入りできる人、警備員の有無なども確認しておきましょう。
昨今は田舎都会限らずに物騒なトラブルや事件が多発しています。
アパートであれば特に1、2階のセキュリティは万全か、防犯カメラは設置されているか、マンションタイプであればオートロックや共用部分のセキュリティを確認しましょう。
エレベーターの仕組みを確認しておくことも大事です。
自分の部屋までしか行けないとか認証キーなどエレベーターに乗り込んでからの様子も確認しておくことをおすすめします。
10.社員寮・社宅の門限
門限はないのが好まれるが、あったほうがよいことも
社員寮や社宅だと、共同生活ということで門限が設定されている場合もあります。
マンションの1室だけ、ということであれば特にルールは設けられていないと思いますが、社員寮などでは外泊するときの届け出や門限は設定されているケースが多いです。
門限はない方が好まれますが、セキュリティの面を考えるとあったほうが良いです。
警備員がいたり、監視カメラを設置している場合は、門限以降の人の出入りは通常は不審者として認識しやすいからです。
やむを得ない事情(救急での通院など)での外出は許されるのかなども質問しておくとよいでしょう。
11.引っ越し代
引っ越し費用を負担してくれる会社もある
今住んでいるところから社員寮や社宅への引っ越し費用は、会社が出してくれるのか100%自費なのか確認しておきましょう。
会社負担であれば、いくらまでなどの上限があればその金額も明確にきいておくとよいです。
まとめ
社員寮や社宅は比較的に安価な家賃で住むことができるといわれているので、経済的に少しでも楽にするために、住み込みの仕事を探す人も多いと思います。
いざ仕事を始めてみたら、生活しにくい・人付き合いが面倒など不満が出ないように、仕事探しの段階からしっかりと確認しておくことをおすすめします。
11のチェック項目を挙げましたが、それぞれがさらに細かく確認内容を挙げているので、就職・転職活動中にすべてを確認することは非常に難しいと思います。
可能なら全て確認すればよいのですが、そうはいかないという人は、どうしても確認したい項目のみをピックアップして確認すると良いでしょう。
自分の好きな仕事を、快適な環境で生活しながら過ごせるといいですね。
住み込みの仕事をお探しの人は、今回の記事をぜひ参考にしてお役立てください。