中卒で住み込みの仕事をするには?求人の探し方・寮選び・志望動機・面接のコツ

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中卒の人がお仕事を探すのは、高卒や大卒の方に比べると難しく、また、仕事が見つかったとしても給料面で厳しい状況が続く可能性もあります。

そこで紹介したいのが、就職・転職後に経済的にメリットのある住み込みの仕事。

住み込みの仕事の探し方、寮の選び方などいろいろな角度から有益な情報をお届けします。

目次

中卒で住み込みの仕事をするには

就職・転職後の経済的メリットの多い住み込みの仕事に就くにはどうすれば良いでしょうか?

中卒の人が住み込みの仕事をするために押さえておきたいポイントを解説していきます。

中卒・高校中退者の住み込みの仕事の求人の探し方

その1 ネット検索を活用する

住み込みの仕事の求人情報の探し方ですが、世の中にある大手求人サイトでは中卒の住み込みのお仕事は探すのは難しいです。

検索時に「住み込み 仕事」や「中卒 住み込み仕事」などと検索して、検索結果に表示されるサイトを確認することをおすすめします。

さらに、このキーワードに続けて、「工場」「大工」「ホールスタッフ」など職業を加えても良いです。

その2 雇用形態の範囲を広げる

求人サイトを見つけて求人検索するときは、雇用形態を正社員にこだわらずに検索してみましょう。

仕事というと正社員というイメージがあるかもしれませんが、雇用形態は正社員ではなくとも派遣社員・契約社員での募集もあります。

どうしても正社員という人は別ですが、雇用形態を広げて探すと幾分か希望の仕事が見つかりやすくなるでしょう。

その3 応募条件での絞り込み検索

求人サイトでの検索時に、絞り込み検索ができるなら

  • 学歴不問
  • 未経験者OK
  • やる気のある人
  • 未成年は条件付き

などのキーワードにチェックを入れましょう。

このフレーズがあることで中卒の人でも応募がしやすくなります。

ただ実際に求人の内容に書いてあったとしても面談や応募の際に高卒以上、などと言われてしまうこともありますので気を落とさないようにしましょう。

働きたいという会社が見つかったら学歴不問というフレーズがなくても問い合わせることは可能です。

どうしてもここで働きたい、しかし学歴がない、ということはよくあることです。

明確に採用担当者に伝えつつ、やる気をきちんと見せましょう。

その4 住み込みでおすすめの仕事

住み込みでおすすめの仕事は、

  • 個人経営の飲食店
  • 数店舗展開している飲食店
  • 地元密着型の飲食店
  • 大工
  • 解体作業などのガテン系のお仕事
  • パチンコ店

などです。

社員寮・社宅の設備とルールの確認を忘れずに

働きたい会社が決まったら、寮・社宅の設備・ルールを必ず確認しましょう。

求人情報に掲載がないことも多いので、そのときは問い合わせをしたり面接時に確認するとよいです。

住み込みといっても、昔のテレビドラマでみるような雇い主と住居を同じにさせてもらい、その代わりに雇い主の業を手伝う、のようなイメージではありません。

企業が借りているマンションやアパートに住んだりすることも住み込みと言われています。

現在では、こちらのスタイルが多いです。

チェックしておきたい社員寮や社宅の設備とルール

  • 家電
    照明・エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど
  • 水廻り(トイレ・風呂・洗面・キッチン)
    部屋にあるのか、共同なのか、食堂など
  • 家具
    カーテン、床(フローリング・畳)、布団など
  • 駐車場
    駐車場の有無、有料・無料
  • 家賃
    金額、水道・光熱費、駐車場代など
  • 共同設備
    上記以外で共同設備はないか
  • 門限
    出入り不可の時間帯
  • 社外者の立ち入り
    社外者の立ち入りは可能か、立ち入りの条件や申請の有無
  • 掃除や係などの当番有無
  • 飲酒・喫煙可否
  • 設備を壊した場合、ルール違反した場合のペナルティ有無

などの項目は確認しておきたいところです。

志望動機は住み込みのメリットも活用する

履歴書や面接での志望動機に何を書けばよいか困る人も多いのではないでしょうか。

なぜこの仕事に応募したのか、どうしてこの会社なのか、ということが採用担当者に伝えるために、志望動機として盛り込みたいポイントを解説していきたいと思います。

もちろん住み込みという点も志望動機に加えるといいでしょう。

住み込みの仕事に使える志望動機

  • 住み込みであるため、仕事仲間とのコミュニケーションをとり、それを仕事に活かせる
  • 仕事に集中できる
  • 年上の方との接点ができるのでいろいろな勉強ができる(未成年の人におすすめ)
  • 通勤時間を短縮できるので、その時間を仕事とプライベートに使える
  • 仕事内容において自分が活躍できる

などなど。

入社後に活躍できそうなことやしたいことを、会社にとってのメリットになる内容をアピールすると良いです。

志望動機はその会社を応募する理由を話す場ですが、自己PRも必ず入れて採用担当者の印象に残るようにしましょう。

面接での挨拶と会話は明るく元気よく

実際に面接や会社訪問など、採用担当者や責任者と会うことがあれば、必ず挨拶や会話は明るく元気よく行いましょう。

挨拶は、コミュニケーションの基本中の基本ですので、面接をしてくれる人にだけではなく面接会場やその会社に入ったら会う人に会釈をしたり声に出して挨拶をしましょう。

明るく、元気よく、というのは不自然な感じではなく自然に笑顔が出せればよいと思います。

背筋をきちんと伸ばして姿勢よく立つ、座る、返事は短くはきはきとすることを心がけると印象も良くなります。

まとめ

中卒で住み込みの仕事をするための求人情報の探し方・寮選び・志望動機・面接のコツをお届けしました。

求人の数は少ないですが、まじめな姿勢、本当に仕事をしたいんだということがきちんと伝われば、中卒でも住み込みの仕事は見つけることはできます。

住み込みの仕事を探しているのであれば、志望動機・どうしてその会社なのか・どうして住み込みなのかという理由をまずは自分なりに整理してみましょう。

頭の中で考えるだけではなく、紙を用意して実際に手で書き留めるとわかりやすいです。

このとき、綺麗な文章にする必要はなく、単語の羅列でもよいので書き出すことが重要です。

書き出すことで頭の中で考えやすくなります。

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