季節が変われば服装も変わります。中にはインテリアも変えたくなる人も多いことでしょう。
シーズンが終わればその年に新しく買ったものも増えていることもあります。
物が増えてしまった場合、片付けをすると思いますが、物を捨てることができず片付かない経験もあるのではないでしょうか。
そこで、片付けで物を捨てる基準、片付けをするメリットをお届けします。
これで、片付けで捨てる勇気とやる気が出るきっかけになればと思います。
片付けで物を捨てる基準5選
その1 1年以内に視界に入らなかった物は捨てる
もったいないから、まだ着られるから、きれいだから、捨てられない・・・
こういった理由で保存しておくのはやめましょう。
1年間使用せず視界に入らなかったものは、この先も見なくても生活ができるものです。
購入したときの値段は考えずに、おもいきって捨ててしまいましょう。
もったいない、と思っているとお部屋やおうち全体が使わないもので山になってしまいます。
古い、使わないものは風水的にもあまりよろしくないと言われております。
窓を開けて新しい新鮮な空気を部屋に入れるように、物の入れ替えも行いましょう。

その2 使う日・期間が決まっていない物は捨てる
すぐには使わないけれど「多分」「そのうち」「ほしいときがくるはず」と前おきがある物や服も捨ててしまいましょう。
これを繰り返して放っておくと、いつ使うかわからないもので溢れてしまいます。
使う日、期間が明確に決まっていないものは捨てましょう。
例えば夏に使うもの、クリスマスやお正月に使うもの、イベントなど派手なパーティーのときだけに使うものなど、本当に次回に使うのかよく考えることをおすすめします。
その3 必要な時は借りたり・買えばよい物は捨てる
とはいえ、必要になったときにまた買わなければならないと思うと捨てることができない人もいることでしょう。
しかし今の時代は、人の価値観も所有から共有・利用に移り変わってきており、現に必要になったら今は安く入手できたり、レンタルもできます。
そのため、古いシリーズのものやリニューアルがされているようなものは捨てる対象です。
特に最近ではバックやドレスなどレンタルが流行っていますし、日常にきる服もレンタルが可能です。
服においては1シーズン10着とか数を決めて捨てる、残すの基準を決めてもいいと思います。
その4 買ってから1回も使っていない物は捨てる
今後も使わない可能性が高い、買ってから1回も使っていないもの、試着だけのものはこれからも使わない可能性が高いです。
使わない、着なくても生活ができた、ということは必要性のないものです。
新しいから、そのうち着るかも、と思ったら捨ててしまいましょう。
値札がついていたり、人からもらったものだったりすると中々むずかしいですが、そこは勇気を振り絞って捨てましょう。
その5 写真や動画にできる物は捨てる
捨てられない理由が「思い出」という物は、写真や動画にして保管することで場所をとらない物になります。
触感や音や香りが大切なものはデータ保存ができませんが、それ以外ならスリムな形にして保存しておくのがおすすめです。
捨てる勇気・やる気が出る!片付けで物を捨てるメリット
1.新しい物を買う楽しみが増える
捨てることで収納場所が増えるから、新しい物を買っても置き場所に困りにくくなるという楽しみができます。
古いものと新しいものを入れ替えると気持ちもなんだかすがすがしい感じになります。
古いものを捨てなければ新しいものが入ってこないとよく言いますが、その通りです。
新しい運気を入れるつもりで捨てる勇気をもちましょう。
2.物事に集中できるようになる
徹底的に片付けることで、物が減るだけでもストレスが解消されるといわれています。
徹底的に片づけることで、視界に入る物・気にする物が減り、目の前の物事に集中できる時間が増えます。
読書や自宅での仕事など生活リズムも変えることもできます。
3.次回の片付けがもっと楽になる
何かしらの理由を付けて捨てなかった物は、またいつか捨てるか捨てないかの選択を迫られる日が来て考えることになります。
つまり、捨てないことを選択したということは、捨てることを保留したということとほぼ同義になります。
捨てることができる物は捨てた方が良いです。
ひとつ捨てられないとなるとこれもあれもとなり、ついにはクローゼットに入りきらずに物があふれてしまう、という状況に陥りやすいです。
4.いつもきれいにしておくことで心もきれいになる
常に物が多いとどうしても物を探すときに時間がかかり、余計に散らかってしまったなんていう経験はありませんか。
物が少ないと探しものをするときもすぐに見つけられるし、常にきれいな状態にしておくことで心もきれいにいられます。
気持ち的にきれいな状態を作ると、それが今度は基準となって汚れたり、物が増えることが嫌になります。
そうなったら大成功です!

まとめ
もったいないから捨てられない、そのうち使う「かも」というのが、捨てられない理由として最も多いケースです。
私自身もかつてはショッピング袋、友達からのお土産、マンガ本、服など捨てられませんでした。
が、ある時ふと思いました。
「これを持っていても、いつか使うと思いつつ10年以上経ったな」と。
これが、物を手放すきっかけとなりました。
思い出や記憶のあるものを捨てるのは心苦しいので、大切に使ってくれそうな人へ譲ったり、売ったりしました。
無理して捨てる必要はないのです。
一度してしまうと、考え方も変わりどんどん捨てられるようになりました。
特に海外で買っていたインテリア雑貨などはその地でしか入手できないものだったりしたのでなかなか捨てられませんでしたが、使うか使わないか、旅行の思い出はデータで写真となって残っているし、と割り切りました。
またクリーニングにだしてそのままそのシーズンに着ることなく、クリーニング袋に入ったままクローゼットに来シーズンまで待つという服については思い切って捨てました。
きれいだけど着ない、着ている自分を想像できない服は捨てます。
すると、いつの間にか、すっきりとしたクローゼットになりました。
一度で良いので、思い切って捨てる片付けを試してみてください。
一度やってしまえば次からはもっと楽に捨てることができるようになりますよ。