一軒家の片付けの順番を決めるコツ!片付けできる人がしている2つのこと

片付けのコツ

一軒家の片付けをする場合、部屋の数が多く広さもあるため、時間や手間がかかりがちです。

その結果、片付けが中途半端に終わってしまったり、思っていたほど進まなかったりすることもあるのではないでしょうか。

その原因の一つとして、片付けの順番が最適ではなかったり、ポイントを押さえていないことが考えられます。

そこで今回は、一軒家の片付けの順番を決めるコツ、片付けるときのポイントを解説していこうと思います。

目次

一軒家の片付けの順番を決めるコツ

一軒家を片付けるときは、事前に

  1. 片付ける場所・物
  2. 片付けに使える時間
  3. 片付けをする人数

順番にチェックして把握しておくと良いです。

また、紙に書き出すことで、忘れても大丈夫で、かつ書いた内容を片付けをするメンバーとも共有できるのでおすすめです。

把握した後で、1日で終わる片付けなのか、役割分担できることはあるか、考えて計画を立てていきましょう。

片付ける場所を決めるコツ

最初に手をつけはじめる場所としておすすめなのは、

  • 共有スペース(リビング・キッチン・トイレ・洗面所など)
  • 捨てる物が多そうな場所
  • 物置・クローゼット

の3箇所です。

これらは複数人が使うことにより整理整頓がされていない状態になりやすかったり、物が多く収納されていたりする場所です。

こういった場所から手をつけることで、片付けの効果を実感しやすくなります。

効果が見えると、その後の片付けのモチベーションも上がるでしょうし、物を整理整頓できてスッキリした気分を味わうこともできます。

また、物置やクローゼットの中には、ほとんど使わないけどその場所に眠っている物が多くあります。

つまり、捨てられそうな物が多い箇所とも言えます。

こうしたところから先に手をつけておけば、新たな収納スペースが確保できるので後々の片付けが進めやすくなります。

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片付ける物の順番を決めるコツ

片付けは、場所の順番を決めるだけではなく、片付ける物の順番も決めましょう。

順番としては、大きな物や多い物を優先して片付けるのがおすすめです。

特に、大きな物は事前に把握しておいた方が良いです。

例えば、大きな家電・家具などの粗大ごみがあると、回収日待ちになったり、回収業者の手配に時間がかかったりすることもあります。

事前に把握して段取りができていると、片付けもスムーズに進めることができます。

大きい物・多い物から片付けるメリット

大きい物や多い物を先に片付けておくことで、収納スペースや片付けの作業スペースを確保することができます。

一軒家の場合、いらない家具・家電を置いたままでもあまり困らないかもしれませんが、処分すれば見た目もスッキリします。

また、衣類・食器・本・書類などの紙類は、もらったり買ったりを積み重ねて多くなりがちです。

使わない物は、捨てる・売る・ゆずる等して片付けていきましょう。

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片付ける場所・時間・人数を基に計画を立てる

一軒家となると、一人暮らしとは違い同居している人が複数いるでしょうし、その分片付けをする場所も多くなると思います。

そのため、片付けをする人手は何人くらいか、片付けにどれくらいの時間が割けそうか、把握しておきましょう。

片付ける場所・時間・人数から考えて、片付けが一日で終わりそうにない場合は、何日かに分けるパターンも考えておくと良いです。

そうすることで、中途半端に片付けが終わってしまうことが防げます。

このように、事前に片付けができる人数と時間を把握しておけば、その後の片付け作業をスムーズに行うことができます。

基本的なことなので、ざっくり考えておけば良いのでは?と思うかもしれません。

しかし、具体的に考えておくことで役割分担ができますし、片付けを終える時間の目途もつけやすくなります。

片付けできる人がしている2つのこと

片付けできる人・片付け上手な人が、意識的・無意識関わらずしている2つのことを紹介したいと思います。

1.片付けの目標を持つ

片付けを終えたら、どんな部屋になっていてほしいか最終目標をイメージしましょう。

片付けによって処分できる量でも構いません。

どんな状態にしたいか最終的な目標を決めておくことで、どれくらいの片付けが必要かも明確になってきます。

このイメージは、具体的であるほど良いです。

例えば、「今ある服を半分に減らす」「ここに収まっている物を半分にする」等です。

物の量や状態をイメージするのが難しい場合は、どんな部屋にしたいかイメージを膨らませることも有効です。

収納に関する本や、雑誌の中にも有名人の収納術のコーナーが設けられていることもあります。

また、家具のCM等で見る部屋の映像でも良いでしょう。

自分が憧れる部屋をイメージし、その部屋にはどれくらいの物がどんな状態で収まっているか認識することで理想の部屋に近づけるための片付けがやりやすくなります。

2.計画を立てる

片付けの目標を設定したら、次はその目標を達成するための計画を立てましょう。

片付けは、1日で全て終わらせられる人もいれば、何日かに分けて片付けをしていきたい人など様々です。

何日かに分けて片付けをしていきたい人は、『この日はここを片付けよう』『ここにある物をこの日までに半分捨てる。』というように日ごとに具体的な区切りを設定することをおすすめします。

また、日程の計画以外にも人に売ったり譲ったりできそうな物は、どのようにすれば良いか事前にインターネット等で調べておきましょう。

片付け中にいらない物の処分方法に迷った場合、結局そのまま放置してしまったり、作業の手が止まったりしてしまうこともあります。

片付けを始める前に事前に調べておけば、いらない物は適切に処分をすることができます。

また、スケジュールを計画する際は、休憩時間も考慮して考えましょう。

片付けは、やり始めてみると集中して進められる人も多いのではないでしょうか。

しかし、ひたすら片付けに没頭してやるよりは、5~10分でも良いので適度に休憩をとって行うほうが片付けの意欲が削がれることも少なくなると思います。

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まとめ

一軒家は一人暮らしの部屋よりも収納スペースや物を置ける場所が多くありますが、その分不要な物が溜まってしまいがちです。

ですが、今回ご紹介した片付けの順番とコツをおさえることで、これまでの部屋がいつもより広く感じたり、すっきりした見た目が実感できるかと思います。

さらに、家族や一緒に住んでいる人と一緒に片付けを行えれば、部屋をきれいにした達成感も共有できるので、部屋の使い方に対する意識が変わるきっかけになるかもしれません。

家が、仕事や学校から帰ってきてゆっくりできる場所であり続けるように、上手に片付けをして快適な空間を維持していきましょう。

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